グレチャンの交換についてこのようなお悩みはありませんか?
「グレチャンは自分でも交換することができる?」
「グレチャンを交換するタイミングは?」
「グレチャンを自分で交換する方法は?」
窓ガラスを固定するために重要な役割を果たしているグレチャンですが、ゴムで作られていることもあり、衝撃や雨風などの影響を受けて劣化してしまうことも珍しくありません。
一般的にグレチャンの耐用年数は10年ほどと言われていますので、10年以上同じグレチャンを使用し続けていると役割を果たせなくなることはもちろん、10年未満でも使用している環境によっては劣化が早くなってしまうこともあるのです。
そこで大切になることが、グレチャンの役割をしっかりと理解して、交換するべきタイミングでしっかりと交換してあげるということです。
グレチャンが劣化しているのに放置してというしまうと、隙間風が吹きこんだり、振動で窓ガラスが割れるなど、さまざまなトラブルを引き起こしてしまうため注意が必要になります。
とはいえ、そもそもグレチャンがどのような部品なのか、どのようなタイミングで交換すればいいのかなど、グレチャンについて詳しくないという方も多いのではないでしょうか。
そこで、本記事ではグレチャンの交換についてタイミングや交換方法について詳しく解説していきます。
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そもそもグレチャンとは?
グレチャンとは、グレイジングチャネルの略称で窓ガラスと窓サッシのスキマ部分を埋める役割を果たしている部品のことを指します。
グレチャンは窓ガラスを包み込むような形で窓サッシにはめ込んで使用され、グレチャンを埋め込むことで窓ガラスがしっかりと固定されて窓ガラスが割れてしまったり、外れてしまうことを防ぐという効果があるのです。
また、グレチャンと似たようなもので「ビート(グレイジングビート)」という部品があり、用途は窓ガラスと窓サッシを固定するために使用されるというゴム製の部品という点では同様ですが、ビートのほうが簡易的に付けられる部品となっており、グレチャンよりも耐久性が低く長期間の使用には向いていないという特徴があります。
とはいえ、グレチャンに関してもゴム製でできているということもあり、窓サッシや窓ガラスよりも耐用年数が短く、またグレチャンが劣化して窓ガラスを固定する役割を果たせなくなると窓ガラスが外れてしまったり割れてしまう原因になったり、室内に雨などが侵入してくる原因になってしまうため、定期的に交換しなくてはいけません。
では、どのようなタイミングでグレチャンを交換するべきなのかについて解説していきます。
グレチャンを交換するタイミングは?
グレチャンを交換するべきタイミングは下記の3つです。
・窓ガラスの固定が弱まっていると感じたとき
・劣化が見られたとき
・付近にカビが見られたとき
それぞれのタイミングについて詳しく解説していきます。
窓ガラスの固定が弱まっていると感じたとき
先ほどもお伝えした通り、グレチャンは窓ガラスと窓サッシを固定する役割があるため、窓ガラスが風などによってガタガタしている場合、グレチャンが劣化している可能性が高いです。
今まで窓ガラスがガタつくことはなかったのに、風が強い日に窓ガラスの音が気になる、手で触ってみたら窓ガラスが固定されていないような気がするという症状が見られる場合、一度グレチャンをチェックしてみましょう。
劣化が見られたとき
ゴムが固くなっていたり、触ってみてベタつくようであれば、グレチャンが劣化している証拠ですので、すぐにグレチャンを交換するようにしましょう。
固くなったりベタつくことは、グレチャンに限らずゴム製品すべてに該当する症状で、空気に触れることでの酸化や太陽光による熱、太陽光による光酸化劣化など、さまざまな要因で劣化してしまうため、基本的には防ぐことはできません。
付近にカビが見られたとき
グレチャンは水が溜まりやすい場所に設置されている部品であるため、雨が多い時期や湿気が多い時期などは付近にカビが生えてしまうこともあります。
ガラスや金属はカビの影響をうけいくいですが、ゴム製のグレチャンはカビの影響を大きく受けてしまうため、カビがこびりついてしまっている場合は交換が必要になります。
カビが生えてすぐの場合はカビを取り除くことで解決しますが、うっかりカビを放置してしまうと、カビを擦っても落ちなくなるまでこびりついてしまうため、グレチャン自体にまでカビが侵食してしまい交換しなくてはいけなくなってしまうので注意しましょう。
特に梅雨の時期はグレチャン付近にカビが発生しやすいので、こまめに雑巾で水分を拭き取ったりして対策することがオススメです。
グレチャンを自分で交換する方法
グレチャンの交換は専門業者に依頼することもできますが、自分で交換することも可能です。
グレチャンを自分で交換する手順は下記の通りとなります。
STEP①窓サッシのビスを外す
STEP②窓サッシを分解して窓ガラスを外す
STEP③グレチャンを取り外し周辺をきれいにする
STEP④グレチャンを付ける部分の水分を拭き取る
STEP⑤グレチャンを中央からはめていく
STEP⑥グレチャンの余った部分をカットする
STEP⑦窓サッシを取り付けてビスで固定する
上記の7つのステップでグレチャンを交換することができます。
特に難しい作業はありませんが、窓ガラスを取り外したことのない方やDIYに慣れていない方は、窓ガラスを割ってしまい大怪我してしまう危険性があることや、部品を無くして元通りにできない危険性もあるため、心配がある場合は専門業者に依頼することも検討してみましょう。
専門業者に依頼する場合は、中窓サイズ1枚取替で、5,000円〜15,000円ほどが費用の目安となります。
まとめ
本記事ではグレチャンの交換についてタイミングや交換方法について詳しく解説していきました。
グレチャンは窓ガラス周辺の部品の中でも重要な役割を果たしていますが、劣化が早いという特徴もありますので、窓ガラスに異変を感じたらまずはグレチャンに異常が見られないかをチェックするといいでしょう。
グレチャン自体は1m100円前後で購入することができますので、ぜひ本記事を参考にして正しいタイミングで交換してみてください。
この記事を監修した人
>この記事の担当者(執筆/監修)<
株式会社スマイクリエイト代表取締役/1972年5月 福岡県生まれ
・賃貸不動産経営管理士<登録番号(1)057435>
・三協アルミ(一新助家)加盟店
20代の頃は、水道メンテナンス業務を約6年経験、2003年(31歳)に老舗サッシ屋に入社。ガラス・サッシ・ドアの修理リフォーム業務に従事。その間、アパート2棟を新築、建築から修理まで住宅について様々な体験を通じ知識の習得、キャリアを積んでいく。
2019年5月にネット集客に特化したサッシ・ガラス屋ビジネスを創業。ネット集客ができる強みを生かし、集客から施工まで一貫して自社完結できるビジネスを成立させる。この事により、お客様へ、お得な料金、安心した修理リフォームサービスを提供できる仕組みを構築した。
より一層の顧客満足・従業員満足・社会貢献を目指し、トライ&エラーの毎日を奮闘中。