お掃除が劇的に楽チンに!浴室ドアの掃除方法と防カビ対策をご紹介

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浴室のカビをお掃除しているけれど、すぐにカビが生えてしまうという経験のある方も多いのではないでしょうか。

その原因は、カビの特徴を知らないからかもしれません。

浴室に発生するカビの種類と特徴を理解することで、必要になるお掃除が明確になるため、カビを根本的に排除することができるのです。

そこで本記事では、浴室ドアに発生するカビの種類と防カビ対策、お掃除方法について詳しく解説します。

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浴室ドアはカビが発生しやすい

カビの発生条件は、栄養・水分・温度・酸素という4つの条件が揃ったときです。

カビの栄養素となるのは、タンパク質・炭水化物・アミノ酸・脂肪・糖分などの栄養源となり、私たちの皮脂やフケ、垢などはカビにとって絶好の栄養素となります。

また、カビは20℃〜35℃の温度かつ湿度が80%ほどの環境でもっとも発生しやすくなります。

このようなカビの発生条件を見てみると、住宅の中でもっともカビが発生しやすい場所は「浴室」であることは一目瞭然です。

そのため、住宅の中で防カビ対策を重点的に行うべきなのは浴室といえるでしょう。

浴室ドアに発生するカビの種類

浴室ドアに発生するカビの種類は以下の通りです。

  • クラドスポリウム(黒カビ)
  • ロドトルラ(赤カビ)

それぞれのカビの種類について、以下で詳しく解説します。

浴室ドアのカビの種類①:クラドスポリウム(黒カビ)

浴室内や浴室ドアに黒い斑点状についているのが、「黒カビ」とも呼ばれるクラドスポリウムというカビです。

クラドスポリウムは発生源にしっかりと根を張って発生するため、スポンジなどで擦っても取れないことがよくあります。

浴室ドアのカビの種類②:ロドトルラ(赤カビ)

浴室内や浴室ドアに赤くヌメヌメとした汚れがついているのが、「赤カビ」とも呼ばれるロドトルラというカビです。

ロドトルラは赤色酵母と呼ばれる微生物の一種であるため、実際はカビではなく酵母菌になります。

そのため、赤カビが繁殖しても人体に悪影響を及ぼすことはありませんが、ヌメヌメとした見た目から衛生的ではありませんし、ロドトルラを放置していると黒カビの発生の原因になることもあるため、発生したら取り除く必要があります。

浴室ドアのカビを放置すると健康被害になることも

ここまでお伝えした通り、浴室ドアにはクラドスポリウム(黒カビ)とロドトルラ(赤カビ)の2種類のカビが発生しますが、人体に悪影響を及ぼす可能性があるカビは、クラドスポリウム(黒カビ)です。

クラドスポリウムはカビ毒を発生させるはたらきはありませんが、クラドスポリウムのカビ胞子を吸い込みすぎてしまうと喘息やアトピー皮膚炎などのアレルギー症状になってしまったり、過敏性肺炎になってしまうこともあります。

クラドスポリウムをどれくらい吸い込むとアレルギーや肺炎になるかは明確には定義されていませんが、クラドスポリウムが人体に悪影響を及ぼす可能性がある以上、放置することはよくないでしょう。

浴室ドアの防カビ対策

浴室ドアの防カビ対策は以下の通りです。

  • 換気扇を常に回しておく
  • マスキングテープを貼り付ける
  • 定期的にカビキラーで掃除する
  • 定期的に窓を開けて換気する

それぞれの防カビ対策について、以下で詳しく解説します。

防カビ対策①:換気扇を常に回しておく

浴室内の湿度が高くなってしまうとカビが繁殖しやすくなるため、常に換気扇を回して湿気を浴室内に残さないことが大切です。

また、換気扇だけを回すのではなく、浴室ドアを少し開けたり窓を少し開けて空気の通り道を作ってあげることで、より換気の効果が高まります。

防カビ対策②:マスキングテープを貼り付ける

浴室ドアの小さな段差やレール部分などにマスキングテープを貼ることで、カビの栄養素となるホコリや汚れなどを溜め込まず、カビの発生を防ぎやすくなります。

最近では、防カビ対策用のマスキングテープも販売されていますので、より効果的な防カビ対策に期待できます。

防カビ対策③:定期的にカビキラーで掃除する

クラドスポリウムは菌糸という根っこを張る性質があるため、黒い斑点が見られなくてもカビが発生している可能性があります。

そのため、カビが生えていないように見えても、定期的にカビキラーなどを使用して掃除することでカビの発生を防ぐとともに、根本から根絶することができます。

防カビ対策④:定期的に窓を開けて換気する

換気扇だけではどうしても湿度を下げることが難しいこともありますので、晴れて空気が乾燥している日には窓を全開にしてしっかりと換気をすることも大切です。

浴室ドアのカビを掃除する方法

先ほどもお伝えした通り、クラドスポリウムは根っこを張る性質のあるカビですので、こするだけではカビを排除できないため、基本的にはカビキラーのようなカビ専用の洗剤を使用します。

具体的な方法は、カビ専用洗剤をカビに吹きかけて数十分放置するだけでカビを掃除することができますが、頑固なカビの場合はカビ専用洗剤の上からラップなどをかけて放置してあげるとさらに効果が期待できます。

黒カビは擦っただけで落ちることもありますが、こするだけでは根っこまで排除することができないため、しっかりとカビ用洗剤を使用しましょう。

また、お掃除後はマスキングテープを張ることで、次回以降のお掃除が劇的に楽チンになります。

まとめ

本記事では、浴室ドアに発生するカビの種類と防カビ対策、お掃除方法について詳しく解説しました。

浴室ドアに発生するカビの種類と特徴をまとめると以下の通りです。

カビの種類クラドスポリウム(黒カビ)ロドトルラ(赤カビ)
人体への悪影響  喘息・アトピー・肺炎などなし
特徴黒い斑点赤くヌメヌメとしている

また、浴室ドアの防カビ対策は以下の通りです。

  • 換気扇を常に回しておく
  • マスキングテープを貼り付ける
  • 定期的にカビキラーで掃除する
  • 定期的に窓を開けて換気する

どんなにカビ対策をしていても、カビの発生条件を満たしている浴室にカビが発生してしまう可能性はありますが、日頃から防カビ対策をすることでカビの発生を限りなく0に抑えることができます。

ぜひ本記事を参考にして浴室ドアの防カビ対策をして、清潔な浴室を保ってみてください。

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