賃貸の窓が固くて開かないときにこのようなお悩みはありませんか?
「そもそも賃貸の窓が固くて開かない原因は?」
「賃貸の窓を勝手に修理しても大丈夫?」
「賃貸の窓が固くて開かないときの対処法は?」
賃貸に長期間住んでいると窓が固くて開かなくなってしまうこともありますが、実は自分で窓枠を交換したり、窓の部品を交換するなどの修理をすることはできません。
しかし、窓が固くて開かないと換気もできませんし外に洗濯物を干すこともできませんので、すぐにでも直したいと思うはずです。
そこで、本記事では賃貸の窓が固くて開かない原因と自分で修理してはいけない理由、自分でできる対処法についてご紹介していきます。
山口県の窓サッシ修理は窓店(マドミセ)にお任せ下さい!窓の動きが固い、重いなどの不具合にも対応します。詳細は専用ページからご確認頂けます。
賃貸の窓が固くて開かない原因とは?
賃貸の窓が固くて開かない原因は下記の4つです。
・窓のレールの滑りが悪くなっている
・窓のレールにゴミやホコリが溜まっている
・窓の戸車が故障している
・窓枠が歪んでいる
それぞれの原因について詳しくご紹介していきます。
1.窓のレールの滑りが悪くなっている
そもそも窓は窓枠に付いているレールと戸車が噛み合って正常に開閉することができますが、レールや戸車の以上から滑りが悪くなると窓が開きにくくなったり開かなくなってしまいます。
レールの滑りだけが原因で窓が開かなくなる場合は、急に固くなることはなく、徐々に窓の滑りが悪くなっていきますので、もし急に窓が固くて開かなくなったのであればレールの滑りが原因ではない可能性が高いです。
2.窓のレールにゴミやホコリが溜まっている
窓のレール部分にゴミやホコリなどの汚れが溜まっていると、レールと戸車の噛み合わせが悪くなってしまい窓が固くて開かなくなってしまいます。
窓のレール部分は目に付く部分ではないのでなかなか定期的に掃除しない部分ですが、実は虫の死骸やホコリなどが溜まりやすいので、掃除しないとレールにゴミが貯まるだけではなく、窓を開け閉めしたときに戸車の中に汚れが入り込んでしまい戸車の故障の原因になることもあるのです。
3.窓の戸車が故障している
窓の戸車が故障してしまうと、窓が固くて開かなかったり、力を込めないと窓が開け閉めできない状態になってしまいます。
戸車は窓の中でも消耗品の部品として扱われており耐用年数は3年ほどですので、3年以上使用している戸車が壊れてしまうことはよくあることなのです。
また、戸車は耐用年数に満たない期間であっても、開け閉めのときの強い衝撃や車輪部分にゴミが詰まって壊れてしまうなど、さまざまことが原因で故障してしまうこともあります。
4..窓枠が歪んでいる
窓枠が歪んでしまうと、窓本体についている戸車との噛み合わせが悪くなってしまい窓が固くて開かなくなってしまいます。
窓枠は普通に使用している限りなかなか歪むものではありませんが、使用されている素材が金属の中では柔らかいアルミ製のものが多いため、ものなどをぶつけて強い衝撃を与えてしまった場合や、必要以上に窓を強く開け閉めしてしまったときなどに歪んでしまうこともあるのです。
また、窓枠のレール部分が欠けてしまうこともよくあることですので、歪みはないか、レールがかけてはいないかをチェックしてみるといいでしょう。
賃貸の窓が固くて開かないときは自分で修理しても問題ない?
賃貸には、自分でも修理することができる「専有部分」と賃貸管理会社が修理を請け負う「共用部分」の2つに大きく分けることができますが、賃貸の外観などに影響する窓は「共用部分」にあたるため、住んでいるお部屋の窓であっても勝手に修理することはできないのです。
つまり、賃貸の窓が固くて開かない場合は、自分で戸車を交換したり窓枠を修理すること、さらには専門業者に窓の修理を勝手に依頼することは原則認められていません。
もしも窓に修理が必要な場合は、賃貸管理会社や大家に連絡して、費用の負担や修理業者の選定などの対処法を仰ぐ必要があります。
また、共用部分と専用部分の扱いについては、法務省によって定められている「区分所有法(通称:マンション法)」の中で決められていますが、実際のところ賃貸管理会社や大家の意向によっても若干異なる部分もあるため、やはり自分で判断することはやめておくことが無難でしょう。
賃貸の窓が固くて開かないときに自分でできる対処法
賃貸の窓が固くて開かないときに自分でできる対処法は下記の2つです。
・レールや戸車のゴミを掃除する
・レールにシリコンスプレーを吹きかける
それぞれの自分でできる対処法について詳しくご紹介していきます。
1.レールや戸車のゴミを掃除する
賃貸の窓が固くて開かないときは、レールや戸車に溜まったゴミを掃除することで解消されることがあります。
レールの掃除は簡単にできますが、戸車の掃除は一度窓枠から窓本体を外してからおこなう必要があるため、ケガをしないように最新の注意を払っておこないましょう。
また、窓の戸車も共用部分になるため、自分で掃除する場合は分解せずにできる範囲でおこなうことが大切です。
2.レールにシリコンスプレーを吹きかける
レールの滑りが悪いと感じるのであれば、シリコンスプレーを吹きかけることで滑りがよくなり窓を開け閉めするときの固さを解消することが可能です。
ポイントとしては、直接シリコンスプレーを吹き替えるのではなく、一度ティッシュや布などに吹きかけてからレールを拭くようにすると満遍なく塗ることができます。
また、一般的にはシリコンスプレーではなく、「KURE5-56」のような錆び取り潤滑油があるというご家庭も多いと思いますが、錆び取りの潤滑油を使用してしまうと、その場は滑りが良くなりますが、後々錆の原因になってしまうことがありますので、シリコンスプレーの使用がオススメです。
まとめ
本記事では、賃貸の窓が固くて開かない原因と自分で修理してはいけない理由、自分でできる対処法についてご紹介していきました。
賃貸の窓が固くて開かない原因はさまざまですが、基本的には自分で修理せずに賃貸管理会社か大家に修理を依頼する流れになるということを覚えておきましょう。
>この記事の担当者(執筆/監修)<
株式会社スマイクリエイト代表取締役/1972年5月 福岡県生まれ
・賃貸不動産経営管理士<登録番号(1)057435>
・三協アルミ(一新助家)加盟店
20代の頃は、水道メンテナンス業務を約6年経験、2003年(31歳)に老舗サッシ屋に入社。ガラス・サッシ・ドアの修理リフォーム業務に従事。その間、アパート2棟を新築、建築から修理まで住宅について様々な体験を通じ知識の習得、キャリアを積んでいく。
2019年5月にネット集客に特化したサッシ・ガラス屋ビジネスを創業。ネット集客ができる強みを生かし、集客から施工まで一貫して自社完結できるビジネスを成立させる。この事により、お客様へ、お得な料金、安心した修理リフォームサービスを提供できる仕組みを構築した。
より一層の顧客満足・従業員満足・社会貢献を目指し、トライ&エラーの毎日を奮闘中。