ドアノブは使用頻度が高い部材であるため、使用年数が経つごとに劣化していきます。
ドアノブの不具合を放っておくと、急にドアが開けられなくなったり、ドアノブがゆるんで外れてしまったりする可能性があるため、不具合を見つけたら対処する必要があります。
なかでも、賃貸住宅に住んでいる方は、ドアノブを自分で交換してもよいのか悩んでいる方もいるでしょう。
そこで今回は、賃貸住宅のドアノブを入居者が効果できるのか、交換方法や注意点について解説します。
佐賀県小城市のドアノブ修理・交換は窓店(マドミセ)にお任せ下さい!低価格で迅速に対応いたします。詳細は専用ぺージをご確認下さい。
賃貸住宅のドアノブは入居者が交換可能?
賃貸住宅のドアノブでゆるみなどの不具合が見つかったら、
「大家さんに言うほどのことでもないし、自分で交換してもいいのかな?」
と考えている方もいるでしょう。
しかし、賃貸物件は大家さんから借りているものであり、ドアノブもその一部となります。そのため、たとえ今のドアノブよりデザイン性や性能が向上する場合でも、勝手に交換するのはやめましょう。
ただ、大家さんや管理会社と相談し、ドアノブの交換について許可を得られれば、入居者が交換可能となります。
賃貸住宅のドアノブをDIYで交換する方法
大家さんや管理会社からドアノブ交換の許可が得られた場合、自分で交換を進めていくことになります。
では、ドアノブをDIYで交換する方法を見ていきましょう。
ドアノブの種類・サイズ・型番を確認する
ドアノブを交換するときは、既存のドアノブの型番とサイズ、種類を確認します。
たとえば、取っ手部分が丸い種類のドアノブでも、チューブラ錠や円筒錠、インテグラル錠などの種類があるため、まずは種類について確認します。ドアノブの種類が確認できたら、サイズを計測しましょう。
サイズを測る部分は以下のとおりです。
- ドアの側面にビス留めするための板(フロントプレート)の長さと幅、ビス間の長さ
- ドアノブの付け根にあたる丸い部分(丸座)の寸法
- ドアノブの中心から端までの長さ
- ドアの厚み
なお、種類やサイズを調べるのが面倒、自身がないといった場合、既存のドアノブと同じ型番のものを購入する方法があります。フロントプレートにメーカー名と品番が記載されていることが多いため、チェックしてみてください。
種類やサイズ、型番を確認したら、取り付け用のドアノブを購入します。
ドアノブを取り外す
新しいドアノブが届いたら、取り付け作業を進めていきます。
まず、既存のドアノブを取り外すのが最初のステップです。外し方はドアノブによって異なりますが、ドライバーやキリなどの工具が必要となります。
ドア本体やネジ穴をつぶさないよう、慎重に取り外しましょう。
新しいドアノブを取り付ける
既存のドアノブを取り外したら、新しいドアノブの取り付け作業を行います。
製品に添付されている説明書を確認して、取り付け作業を進めてください。ただし、玄関のドアノブなどを取り付ける際、鍵をかけた状態で扉を閉めないように注意してください。鍵を携帯していない場合、扉の外に締め出される可能性があります。
賃貸住宅のドアノブを交換するときの注意点
賃貸住宅は大家さんから借りているものであるため、入居者がドアノブを交換するときにトラブルになるケースも少なくありません。
ここでは、賃貸住宅のドアノブ交換で注意すべきことを解説します。
ドアノブを交換する前に大家さんに確認する
まず、賃貸住宅でドアノブを交換するときは、大家さんか管理会社に確認し、許可を得てから作業するようにしましょう。
勝手にドアノブを交換してしまうと、退去時に原状回復を求められて余計な手間や費用がかかる可能性があります。
誰が費用を負担するか確認する
また、ドアノブの交換費用を誰が負担するのか確認することも注意点の一つです。
賃貸住宅でのドアノブ交換にかかる費用は、交換理由によって誰が費用を負担するのかが決まります。
【大家さんが費用を負担するケース】
- 経年劣化でドアノブの交換が必要になった場合:ドアノブの交換のぐらつき、鍵が開かないなど
【入居者が費用を負担するケース】
- 入居者の過失によってドアノブの交換が必要になった場合:ドアノブに物をぶつけたなど)
- 入居者の希望でドアノブを交換する場合:経年劣化は見られず、デザイン性や機能性を向上したいなど
基本的に、経年劣化でドアノブの交換が必要になった場合は、大家さんの費用負担となります。一方で、入居者の過失や希望でドアノブを交換する場合は、入居者が費用を負担するのが一般的です。
ただ、費用面でトラブルにならないようにするためにも、あらかじめ大家さんと相談してから交換を進めましょう。
ドア本体を壊さないようにする
入居者が賃貸物件のドアノブを交換する場合、ドア本体を壊さないようにすることも注意点の一つです。
交換作業でドア本体を傷つけてしまったら、基本的に入居者が修理費用を負担しなければなりません。動作に問題がなくても、傷やへこみが付いてしまったら退去時に原状回復を求められる可能性があります。
ドアノブ交換の許可を得たとはいえ、借り物であることを意識して作業を進めましょう。
賃貸住宅のドアノブ交換は業者に依頼するのもおすすめ
入居者が費用を負担してドアノブの交換を行う際、DIYでできれば費用を安く抑えられます。しかし、時間と手間がかかるうえに、ドア本体を傷つけてしまうリスクもあります。
そのため、DIYよりは高額になりますが、業者に交換を依頼するのも方法の一つです。子業者に依頼した場合の交換費用は8,000円~1万円程度であり、それほど高額な費用はかかりません。
賃貸住宅でのドアノブ交換のリスクを軽減するためにも、業者に依頼することを検討してみてください。
まとめ
今回は、賃貸住宅のドアノブ交換について解説しました。
賃貸住宅のドアノブ交換や、大家さんや管理会社の許可を得られれば、入居者が交換可能です。経年劣化以外の交換理由では、入居者が費用を負担しなければならないケースが一般的ですが、デザイン性や機能性を向上させたいと考えている方は、相談してみるのがおすすめです。
ただし、勝手に交換を進めてしまうとトラブルになる可能性が高いため、あらかじめ大家さんや管理会社の許可を得て、費用負担についても相談してから作業を進めましょう。
>この記事の担当者(執筆/監修)<
株式会社スマイクリエイト代表取締役/1972年5月 福岡県生まれ
・賃貸不動産経営管理士<登録番号(1)057435>
・三協アルミ(一新助家)加盟店
20代の頃は、水道メンテナンス業務を約6年経験、2003年(31歳)に老舗サッシ屋に入社。ガラス・サッシ・ドアの修理リフォーム業務に従事。その間、アパート2棟を新築、建築から修理まで住宅について様々な体験を通じ知識の習得、キャリアを積んでいく。
2019年5月にネット集客に特化したサッシ・ガラス屋ビジネスを創業。ネット集客ができる強みを生かし、集客から施工まで一貫して自社完結できるビジネスを成立させる。この事により、お客様へ、お得な料金、安心した修理リフォームサービスを提供できる仕組みを構築した。
より一層の顧客満足・従業員満足・社会貢献を目指し、トライ&エラーの毎日を奮闘中。