窓サッシから雨水が吹き込んでくるトラブルは非常に報告の多い内容ですが、しっかりと多作しないと大きなトラブルに繋がってしまう可能性があります。
とはいえ、吹き込み防止対策について知らないという方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、窓サッシから雨が吹き込んでくる原因と吹き込み防止対策などについて詳しく解説します。
窓サッシから雨が吹き込んでくる原因
窓サッシから雨が吹き込んでくる原因は以下の通りです。
・窓サッシのスキマから侵入してくる
・窓サッシが経年劣化している
それぞれの原因について、以下で詳しく解説します。
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窓サッシのスキマから侵入してくる
雨水が吹き込んで来てしまったケースの中でも「引き違い戸」から雨水が吹き込んできたというケースは非常に多いです。
「引き違い戸」は2枚の窓ガラスをスライドさせて開閉するタイプの窓となっており、リビングの大きな窓や玄関の窓など、住宅のさまざまな場所に設置される一般的な窓の種類となっています。
この「引き違い戸」は下部にレールが設置されており、大雨のときなどはレール部分に雨水が貯まらないように排水弁によって外に流れ出すようになっていますが、何らかの理由で排水弁が正常に機能しなかった場合、室内に雨水が吹き込んでしまうこともあるのです。
よくある理由としては、排水弁にゴミが溜まっている、窓サッシが古いタイプでそもそも排水弁が設置されていないなどのことが挙げられます。
このような理由から、最新型の窓サッシの場合は雨水が吹き込んでくるケースは少ないですが、古い窓サッシを使っている場合は雨水が吹き込んで来る可能性が高くなってしまうのです。
サッシが経年劣化している
窓サッシの耐用年数は通常30年ほどと言われており、窓サッシの経年劣化が進んでしまうと雨が侵入してきやすくなります。
というのも、窓サッシには室内への雨の侵入を防ぐためにゴム製のシーリング材と行った防水材を使用する「コーキング」という処理が行われているため、台風のような大雨でも室内に雨水が侵入してくることはありませんが、経年劣化が進んでしまうとコーキング処理された部分にスキマができてしまったり、防水効果が弱まってしまうことから雨が侵入しやすくなってしまうのです。
また、窓サッシよりもゴム製のシーリング材のほうが劣化しやすいという特徴があるため、窓サッシに異常がなくてもシーリング材が経年劣
窓サッシから雨の吹き込み防止対策
窓サッシから雨の吹き込み防止対策は以下の通りです。
・雨戸・シャッターを閉める
・レール部分のゴミを取り除く
・防水テープを貼り付ける
・網戸で吹きこみ口を守る
それぞれの吹き込み防止対策について、以下で詳しく解説します。
雨戸・シャッターを閉める
大雨のときの吹き込みを防止するための効果的な対策のひとつとして雨戸・シャッターを閉めることが大切です。
雨戸やシャッターを閉めることで大雨であっても吹き込みを防ぐことができますし、強風による窓ガラスへの被害を抑えることもできます。
雨戸やシャッターが設置されていない窓であっても専門業者に依頼することで後付けすることができますので、検討してみるといいでしょう。
レール部分のゴミを取り除く
先ほどもお伝えした通り、レール部分にゴミが溜まっていると排水弁が正常に機能せず、レール部分に雨水が溜まってしまうことが原因となって雨水が吹き込んでしまうこともあるため、大雨が予想されるときに事前にレールを掃除しておくことはもちろん、予期せぬ大雨に備えて定期的にレール部分を掃除しておくといいでしょう。
窓サッシのレール部分は非常に掃除がしにくいイメージがありますが、サッシクリーナーやサッシ用ブラシなど、簡単に掃除できるグッズが数多く販売されているためチェックしてみてください。
防水テープを貼り付ける
窓に雨戸やシャッターが設置されていない場合は、防水テープを貼り付けることで雨水の吹き込みを防ぐことができます。
防水テープは「台風テープ」とも呼ばれており、台風の吹き込みを一時的に防ぐことができ、使用後はキレイに剥がすことができるため、台風対策としてもよく使われます。
また、防水テープだけでは雨水を完全に防ぐことができない可能性もあるため、併せて吸水テープや吸水性の高いシートなどを設置しておくと安心です。
網戸で吹きこみ口を守る
「引き違い戸」は窓サッシ2枚と網戸1枚で構成されていることが多いですが、吹き込みが酷い方の窓の前に網戸を移動しておく事で雨水の吹き込みを防ぐことができることがあります。
ただし、雨水の吹き込み防止としては優秀とは言えない対策方法で、強風などによって網戸の位置が変わってしまうと効果を発揮しないため、対策の中のひとつとして考えておくといいでしょう。
雨水の吹き込みが多い場合は専門業者に相談しましょう
雨水の吹き込みトラブルは多いですが、そもそも窓サッシは吹き込みしない設計になっているため、吹き込みが多い場合は窓サッシに大きな異常が発生している可能性があるため専門業者に相談することが大切です。
窓サッシの交換を専門業者に依頼するときの相場は30,000円〜50,000円ほどですが、窓サッシの大きさやサッシの素材によっても費用は異なるため、まずは無料相談を受けてみるといいでしょう。
まとめ
本記事では、窓サッシから雨が吹き込んでくる原因と吹き込み防止対策などについて詳しく解説しました。
窓サッシから雨水が吹き込んでくるトラブルは多いですが、しっかりと対策をすることで吹き込みは防ぐことができます。
雨水が室内に吹き込んでしまうと床や窓枠の木材が腐ってしまったり、浸水してしまう原因にもなりますので、しっかりと対策することが大切です。
ぜひ本記事を参考にして、窓サッシから雨水が吹き込んできたときに備えて対策してみてください。
>この記事の担当者(執筆/監修)<
株式会社スマイクリエイト代表取締役/1972年5月 福岡県生まれ
・賃貸不動産経営管理士<登録番号(1)057435>
・三協アルミ(一新助家)加盟店
20代の頃は、水道メンテナンス業務を約6年経験、2003年(31歳)に老舗サッシ屋に入社。ガラス・サッシ・ドアの修理リフォーム業務に従事。その間、アパート2棟を新築、建築から修理まで住宅について様々な体験を通じ知識の習得、キャリアを積んでいく。
2019年5月にネット集客に特化したサッシ・ガラス屋ビジネスを創業。ネット集客ができる強みを生かし、集客から施工まで一貫して自社完結できるビジネスを成立させる。この事により、お客様へ、お得な料金、安心した修理リフォームサービスを提供できる仕組みを構築した。
より一層の顧客満足・従業員満足・社会貢献を目指し、トライ&エラーの毎日を奮闘中。