玄関ドアの目隠しについてこのようなお悩みはありませんか?
「そもそも玄関ドアを目隠しする必要はある?」
「玄関ドアをすりガラスにするメリットは?」
「玄関ドアをすりガラスにするときの注意点は?」
玄関ドアは採光のためにガラスが設置されていることが多いですが、使用されているガラスが透明ガラスや半透明ガラスの場合、家の中が見えてしまうという住宅も多く存在します。
とはいえ、しっかりと鍵をかけていれば防犯的には問題ないと考えて、大きめの観葉植物を置いたり、目隠しとなる大きめのものをおいて対処しているという方も多いのではないでしょうか。
しかし、玄関ドアのガラスから家の中が見えてしまうと、プライバシー的にも問題がありますし、実は防犯的にも良くないため、すりガラスにするなどの対策をする必要があるのです。
そこで、本記事では玄関ドアをすりガラスにするメリット・注意点について詳しく解説していきます。
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玄関ドアを目隠しする必要はある?
結論から申し上げますと、玄関ドアに使用されているガラスが透明・半透明の場合、目隠しをする必要があります。
先ほどもお伝えした通り、玄関ドアに使用されているガラスが透明・半透明の場合、意図しなくても家の中が見えてしまうことはもちろん、空き巣などが家の間取りなどを把握するために悪意を持って除くこともあるのです。
また、玄関ドアのガラスの前に大きめのものを置いて対策したとしても、完全に視界を遮ることはできないため、空き巣などに覗かれることを防ぐことはできません。
そこで採用されているのが、玄関ドアのガラスをすりガラスにするという方法です。
すりガラスとは、金剛砂(こんごうしゃ)と呼ばれる粉末状の鉱物を吹き付けて研磨することで表面に細かい凹凸をつけて不透明にしたガラスのことを指し、玄関ドアに使用することで家の中を見えなくする効果があります。
最近の玄関ドアに使用されているガラスでは、既にすりガラスが採用されている場合もあります。その際は、わざわざ付け替える必要はありませんが、一昔前の玄関ドアに使用されているガラスは中が見えてしまうものもあります。その場合は早急にすりガラスへの取り替えを検討するといいでしょう。
それでは、玄関ドアをすりガラスにするメリットと注意点をそれぞれ解説していきます。
玄関ドアをすりガラスにするメリット
玄関ドアをすりガラスにするメリットは下記の3つです。
・防犯対策になる
・好きなデザインを選ぶことができる
・採光量が増える
それぞれのメリットについて詳しく解説していきます。
防犯対策になる
先ほどもお伝えした通り、すりガラスが使用されている玄関ドアにすることで、外から家の中が見えなくなるため、防犯対策になります。
すりガラスではなく透明・半透明のガラスが使われている場合、中の様子が外から見えてしまうため、家の中に人がいるかいないかを判断することもできますし、空き巣が下見に来るときにどのように侵入するのかをチェックすることもできてしまいます。
また、玄関ドアに使用されているガラスが透明・半透明だと、たまたま家のまえを通りかかった人から意図せずに家の中をみられてしまう事もありますが、すりガラスであればその心配もないため、プライバシーの保護にもつながるのです。
このように、玄関ドアのガラスをすりガラスにすることで防犯対策にもプライバシーの保護にもなります。
好きなデザインを選ぶことができる
一言ですりガラスといっても、さまざまな加工方法で作られていますので、好きなデザインを選ぶことができます。
例えば、表面をより滑らかに加工した「フロストガラス」や、特殊な加工で不規則に凹凸を作る「エッジングガラス」、さらにはガラスの間にフィルムを挟むことで柄をつけることのできる「装飾合わせガラス」など、すりガラスにはさまざまな種類があるのです。
このように、すりガラスにはさまざまな種類がありますので、好きなデザインを玄関ドアのガラスにつけることができます。
採光量が増える
すりガラスがない玄関ドアと比べて、すりガラスをつけた玄関ドアは採光量が大きく異なるため、すりガラスをつけることで玄関がとても明るくなります。
玄関ドアにガラスが採用されていないタイプを設置すると、玄関のスペースが暗くなってしまうことが多いですが、すりガラスを採用することで玄関スペースに多くの光を取り入れることができるのです。
玄関ドアにガラスをつけるかどうかで迷っている方は、ぜひすりガラスの付いた玄関ドアを選んでみてください。
玄関ドアをすりガラスにするときの注意点
玄関ドアをすりガラスにするときの注意点は下記の2つです。
・水に濡れると透明性が高くなる
・空き巣の侵入口になる可能性もある
それぞれの注意点について詳しく解説していきます。
水に濡れると透明性が高くなる
すりガラスの特性上、凹凸のある部分が水に濡れてしまうと透明性が高くなってしまいます。
もちろん、玄関ドアにすりガラスが使用される場合、外に面している部分に凹凸が向いていることはないため、雨などの影響で透明性が高くなることはありませんが、住宅の内側から濡れてしまった場合に透明性が高くなる場合もあるのです。
とはいえ、玄関ドアに使用されているほとんどのすりガラスは水に濡れても透明性が高くなることはありませんので、基本的には心配いりません。
空き巣の侵入口になる可能性もある
玄関ドアの採光量を増やしたいがあまりにすりガラスの面積を大きくしすぎると、空き巣の侵入口として悪用されてしまう事もあります。
もちろん、その辺りは設計士さんが考慮してくれますが、念の為ご自身でも大きすぎるすりガラスは使えないということを覚えておきましょう。
まとめ
本記事では玄関ドアをすりガラスにするメリット・注意点について詳しく解説していきました。
玄関ドアにすりガラスを使用することでたくさんのメリットがあるため、最近の戸建住宅ではすりガラスへ取替える事も時折あります。
そもそもガラスがついていない玄関ドアや、透明・半透明のガラスが使われている玄関ドアも沢山ありますが、万が一ガラスを取替える機会があれば、すりかガラスに入れ替える利点も思い出して下さいね。
この記事を監修した人
>この記事の担当者(執筆/監修)<
株式会社スマイクリエイト代表取締役/1972年5月 福岡県生まれ
・賃貸不動産経営管理士<登録番号(1)057435>
・三協アルミ(一新助家)加盟店
20代の頃は、水道メンテナンス業務を約6年経験、2003年(31歳)に老舗サッシ屋に入社。ガラス・サッシ・ドアの修理リフォーム業務に従事。その間、アパート2棟を新築、建築から修理まで住宅について様々な体験を通じ知識の習得、キャリアを積んでいく。
2019年5月にネット集客に特化したサッシ・ガラス屋ビジネスを創業。ネット集客ができる強みを生かし、集客から施工まで一貫して自社完結できるビジネスを成立させる。この事により、お客様へ、お得な料金、安心した修理リフォームサービスを提供できる仕組みを構築した。
より一層の顧客満足・従業員満足・社会貢献を目指し、トライ&エラーの毎日を奮闘中。