引き戸の戸車は自分で交換できる?失敗しないホームセンター活用方法

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引き戸が開きづらく、そろそろ交換しようと考えている方もいるでしょう。ただ、できるだけ交換費用を抑えたいので、業者に依頼するのではなく、自分で交換しようと思う方も多いのではないでしょうか。

そこで、今回は引き戸の戸車の修理や、交換が必要な理由に加え、自分で交換できるのかについて解説します。さらに、自分で交換できないときの対処法も併せて紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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引き戸の戸車とは?

引き戸が可動できるように戸の下に装着されている可動装置のひとつが戸車です。車輪形状となっており、レール内を稼働することで、戸が開閉する仕組みとなっています。

昨今の住宅では、引き戸が主流になっていることから、戸車はなくてはならない存在といえるでしょう。

戸車の4つの種類

ひとえに戸車といってもさまざまな種類があり、種類ごとに特徴が異なります。

ここでは、種類ごとの特徴について詳しく見ていきましょう。

網戸用戸車

網戸用戸車は、文字通り、網戸に装着する戸車です。一般的な戸車とは異なり、網戸に収まりようにコンパクト設計となっています。

引き違い式の網戸の場合、網戸の下部に2つの戸車が装着されており、その戸車がレール内を稼働することで、スムーズに網戸を開閉できます。

ハンガードア用戸車

ハンガードアとは、天井にレールが取り付けられており、扉が吊るされた状態のドアのことをいいます。ハンガードア用の戸車の場合、ドアの上部に戸車がついていて、天井に取り付けられたレール内で稼働するのが特徴です。

レールが床に取り付けられている一般的なドアとは異なり、天井にあることから戸車にゴミなどが溜まりにくいのも特徴といえるでしょう。

サッシ用戸車

サッシ用の戸車は、文字通り、サッシ窓を開閉するために必要な建具です。各サッシメーカーがさまざまな種類のサッシ用戸車を展開しています。

建具用戸車

建具用戸車とは、木製の引き戸に使用される戸車です。一般的には和室に使用するドアに使われています。

建具用戸車は、建具に釘やビスなどで直接戸車が取り付けられるタイプであり、日本では古くから採用されています。

引き戸の戸車の交換が必要な理由

引き戸の戸車の役割や種類は理解できたものの、そもそも交換が必要なのか疑問に思われる方も多いのではないでしょうか。

ここでは、交換するべきタイミングについて詳しく見ていきましょう。

車輪の摩耗

引き戸の戸車は、スムーズに引き戸を開閉できるように必要不可欠な存在です。ただ、使用するたびに車輪が摩耗したり、経年によって劣化したりするケースもあります。

車輪が摩耗したり、劣化したりすると、スムーズに開閉できなくなることも少なくありません。さらに、ガタガタと音がなることもあり、そういった症状が出てきたら、交換するサインだと覚えておきましょう。

車輪の破損

車輪が破損すると、スムーズに引き戸を開閉できなくなってしまいます。一度、車輪が壊れてしまったら、修復することは難しく、基本的には交換が必要となります。

また、車輪の状態が悪い場合は、そもそも引き戸が動かなくなり、開閉できなくなることもあるので、状態が悪化するまえに交換しましょう。

ゴミの蓄積

引き戸のレールにはほこりや髪の毛などのゴミが溜まりやすく、そのまま放置していると、戸車に絡まってしまって、車輪が回転しなくなることがあります。

引き戸を取り外し、ピンセットなどを使って清掃すれば、元通りに戻る可能性はあるでしょう。ただ、ゴミの量が多かったり、ひどく絡まっていたりすると、自分では取り切れないこともあるので、その場合は交換することをおすすめします。

引き戸の戸車の交換は自分でできる?

引き戸がスムーズに開閉できなくなり、戸車の交換を検討しているものの、できるだけ費用を抑えたいことから、自分で交換してみようと思われる方もいるでしょう。結論からいうと、引き戸の戸車の交換は自分でできます。

引き戸の戸車を交換するには、まず引き戸を取り外すところからはじめなければなりません。引き戸の種類によっては、重量があるので、ケガをしないように細心の注意を払いましょう。

また、適切に取り付けられていなければ、スムーズに開閉できないどころか、引き戸が外れて倒れてしまう恐れがあるので、しっかりと取り付けられているか何度も確認することが大切です。

必要な材料はホームセンターで調達できる

自分で交換作業ができれば、業者に依頼するよりも費用を抑えられます。とはいえ、そもそも新しい戸車を、どこで手に入れればいいのかわからない方もいるでしょう。

戸車の交換に必要な材料は、すべてホームセンターで調達できます。なお、どの戸車を選べばいいかわからない場合は、ホームセンターのスタッフに尋ねてみましょう。

引き戸の交換を自分でできないときは?

引き戸の戸車を交換するには、引き戸を取り外す必要があります。また、引き戸に合う戸車を見つけて調達しなければならず、そもそもどれを選べばいいかわからない方もいるでしょう。

中には、費用を抑えたいと思っていたものの、なかなか自分ではできそうにないと感じる方も多いのではないでしょうか。自分で引き戸の戸車の交換ができない場合、業者に依頼することをおすすめします。

業者に依頼すれば、適切な戸車を選定してくれて、正しい方法で交換してくれます。業者によっては、保証を付けてくれるケースもあることから、万一施工不良が発生したとしても、しっかりと対応してくれるでしょう。

自分で交換するのが難しい場合は、専門業者に相談することをおすすめします。

まとめ

戸車は、引き戸をスムーズに開閉するために重要な部品です。経年などが原因で劣化したり、破損したりすると、スムーズに開閉できなくなってしまいます。

そのため、定期的に点検を行い、劣化や破損が見られたら交換しましょう。なお、DIYで交換すること自体は可能です。必要な部材はホームセンターで手に入れられ、DIYなら工賃がかからないので、自分で修理ができる方は、お得に交換できるでしょう。