ある日突然窓ガラスが割れてしまった!この様な体験はありますか?「窓ガラスが割れる事ってある?」「いや~ガラスってそう簡単に割れないでしょう」この様な感想が多く聞かれると思います。なぜかって?私はガラス業者ですが、自分の家のガラスって一度も割れた事がないからです。もう50年生きていますが、子供の頃、実家のガラスが割れた事もないですし、大人になってガラス屋に勤めだしても家のガラス割れに遭遇した事は未だにありません。
でも、窓ガラスが割れてお困りのお客様宅には毎月多く修理対応しています。
窓ガラスが割れてお困りのお客様は「どこに電話したら良いか分からずに困った」「ネットで一番最初に載っていたので電話した」と慌てた様子でガラス修理業者を探されます。
その様なニーズに対応しているのが緊急対応のガラス業者です。高額・ぼったくりと言われる事もある ガラス緊急業者とはどの様な業者なのでしょうか?町のガラス屋さんとの違いとは?
本日はこの部分について説明した行きたいと思います。
山陽小野田市のガラス修理・ガラス交換は窓店(マドミセ)が見積り無料でご対応しています。詳しくは専用ページをご覧ください!料金や施工例掲載。
緊急対応のガラス屋さんとは
緊急対応のガラス屋さんとは全国区でネットワークを構築しガラス修理を行っているガラス屋さんの事です。
営業形態
緊急対応のガラス屋さんは集客会社が運営しているか、集客会社と提携しているケースが殆どです。集客会社はネット広告を活用しガラス割れで困っていらっしゃる全国のユーザーに広告を通じてPRを行います。
集客会社のコールセンターで受け付けたガラス修理のお仕事は、依頼先近くの提携ガラス業者に割り振られガラス業者が実務にあたります。
雇用体系
緊急ガラス屋さんの雇用体系は2形態あります。1つは、スタッフとして雇用(社員・アルバイトなど)されているケース。もう1つは、業務委託先として直接集客会社とフリーランス契約を行っているケースです。
対応時間
電話受付は24時間体制となっている事は殆どです。現場作業はどうかと言うと、夜間帯のガラス交換作業もしっかり行っています。深夜帯は地域によりマチマチといった所でしょう。都心部等は深夜帯でも活動している様ですが、田舎のエリアだと翌日の予約に回される事もあるよです。
実際に電話を取っているコールセンターは24時間交代制ですが、現場の事情は少し異なります。
技術
入れ替わりが激しい業界なので、熟練の作業員は少ない印象です。先輩から教わって見様見真似で作業を行っているスタッフが多く正式なやり方は分からない人が多くを占めます。過去に緊急対応のガラス屋に所属していた人の話しを聞いてもそうですし、実際に緊急ガラス屋さんから当社に電話があり、ガラス交換を行った後、サッシが上手く組み上がらないので見て欲しいと連絡があった事もあります。技術レベルはお世辞にも高いとは言えません。
価格
緊急対応のガラス屋さんは割高です。ぼったくりとも言われる事があり意見が分かれる所です。夜間帯にも対応できる様に人員を確保・調整しなければならないので割高である事には全く問題はないと考えます。一方で本当に法外とも思える金額を請求する業者がいる事も確認しています。
通常のガラス屋であれば1.5万円~2万円程度のガラス交換費用が10万円の見積りだったのには少々衝撃を受けました。当社で対応したスタッフがお客様から見積書を見せていただきました。相場の5倍・・・。それでも本当に緊急で修理して欲しい人もいると思いますので判断は各お客様の価値観や必要性によって決まると言う事でしょうか。
町のガラス屋さんとの比較
町のガラス屋さんと緊急ガラス屋さんについて比較をしてみたいと思います。
対応時間
町のガラス屋さんは朝8時から夕方5時ぐらいの時間帯で仕事をしています。日曜祝日は休みで、年末年始、お盆も休みが当たり前です。
緊急対応のガラス屋さんは年中無休が当たり前で夜間でもガラス交換に対応してくれます。作業車にガラスが搭載されていますので、訪問し、お見積金額でOKだとそのままガラス交換を行ってくれるケースが大半です。即日にガラス修理が終わるので防犯上も安心です。
技術
ガラス施工技能士を取得している町のガラス屋さんは多いです。国家検定の試験になりますのでガラス施工技能士に合格すると言う事は技術力において一定基準を満たしていると判断できます。ガラス施工技能士の資格を取得していなくてもガラス交換は出来ます。緊急のガラス屋さんの中でも一定レベル以上の技術を持っている方もいらっしゃるとは思いますが、私の知る限り、代々受け継がれている町のガラス屋さんの方が技術レベルは高いと感じます。
価格
町のガラス屋さんの方が安いケースが多いでしょう。同じガラスの種類や施工方法を用いたとしても、集客のコストが安い町のガラス屋さんに軍配があがりそうです。
緊急対応のガラス屋さんは、集客会社に手数料(中間マージン)を支払わなければなりません。手数料は集客会社にもよりますが、定額性と料率性に分かれます。
定額制の場合は1件顧客を紹介すると5千から1万円が相場です。料率性は売上金額に応じて20%~40%の手数料を集客会社に支払わなくてはなりません。
町のガラス屋さんにはこの様な余分なコストが発生しない為、お安くガラス交換の作業が出来るというカラクリです。
支払い方法
緊急対応のガラス屋さんの方が便利です。現金・クレジット決済・振込、なかにはQR決済が出来る所もある様です。一方、町のガラス屋さんは現金のみ対応としている会社もあり支払い方法に選択できる幅がありません。もちろん業者によって異なりますので傾向としてご理解下さい。
まとめ
緊急対応のガラス屋さんについて営業形態や雇用体系、対応時間など、どの様な業態なのかご説明しました。また町のガラス屋さんとの比較もし、その違いについてもご理解頂けたのではないでしょうか。価格は少々高くなる事も多いですが利便性は良く、緊急で今すぐにガラス修理を行いたい時には頼りになる業者さんだと思います。
>この記事の担当者(執筆/監修)<
株式会社スマイクリエイト代表取締役/1972年5月 福岡県生まれ
・賃貸不動産経営管理士<登録番号(1)057435>
・三協アルミ(一新助家)加盟店
20代の頃は、水道メンテナンス業務を約6年経験、2003年(31歳)に老舗サッシ屋に入社。ガラス・サッシ・ドアの修理リフォーム業務に従事。その間、アパート2棟を新築、建築から修理まで住宅について様々な体験を通じ知識の習得、キャリアを積んでいく。
2019年5月にネット集客に特化したサッシ・ガラス屋ビジネスを創業。ネット集客ができる強みを生かし、集客から施工まで一貫して自社完結できるビジネスを成立させる。この事により、お客様へ、お得な料金、安心した修理リフォームサービスを提供できる仕組みを構築した。
より一層の顧客満足・従業員満足・社会貢献を目指し、トライ&エラーの毎日を奮闘中。