浴室の扉(折れ戸)についてこのようなお悩みはありませんか?
「浴室折れ戸のうるさい原因はなに?」
「浴室扉の滑りが悪いのをどうにかしたい」
「浴室ドアの滑りが悪いけれど修理する方法はあるの?」
お風呂の扉(ドアや折戸、引き戸)は使用年数に応じて滑りが悪くなったり、うるさい音を発生させることがあります。そして、その原因はさまざまです。簡単に改善することができる場合もありますし、部品交換などの修理をする必要がある場合もあり、まずはどのような原因で浴室扉に不具合が生じているか知る必要があります。
本記事をお読み頂く事で以下の問題について解決できます。
- 浴室折れ戸のうるさいを解決
- 浴室扉の滑りが悪いのを解決
具体的に見て行きましょう!
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浴室折れ戸がうるさい原因と対処法は?
浴室折れ戸がうるさい原因は、ズバリ経年劣化です。主に2つのポイントから”うるさい”音を発生させます。
1.戸車の破損・劣化
浴室折戸には開口部分の上下に写真の様な戸車(ガイド)が設置されており折戸開閉の度にこの戸車が”スー”と移動する事で楽に開け閉めを行える仕組みとなっています。この戸車が消耗したり破損してしまうと”ガッガッガ”と引きずった感じになり”うるさい音”を発生させます。
解決策:浴室折戸の戸車交換を行いましょう。メーカーに応じてオンラインストアがある事もあります。YKKap製はこちらで購入可能です。
2.浴室折れ戸のヒンジ劣化
浴室折れ戸には折り曲がる部分にヒンジ(丁番)が取付けられています。室内ドアを思い起こして下さい。ギーギーとうるさい音を立てるのは開閉時にヒンジ(丁番)が動くためです。これと同じように浴室折戸の異音はヒンジの部分で発生している可能性も高いです。
※LIXILでは戸車の事を「ヒンジ」と表示しますのでご留意下さい。
解決策:この症状が発生するのは、使用年数が15年を超えているケースが殆どで、浴室折れ戸全体をを取替える事で修理します。
浴室扉の滑りが悪い原因と対処法は?
浴室扉の滑りが悪い原因と対処法について説明します。滑りが悪くなる原因にも、先程説明した「戸車」が大きく関わります。こちらの項目でさらに深く説明いたしますね。他には、戸車が走るレールの影響、さらにはゴミやホコリなどです。
浴室扉の戸車やレールが経年劣化を起こしている
浴室に使用されている引き戸戸車やレール部分を含めた、扉全体の耐用年数は15年〜25年ほどと言われていますので、お風呂を使用してから10年ほど経過しているのであれば経年劣化の影響で扉の滑りが悪くなっている可能性が高いです。
引き戸の戸車は前述した折れ戸とは異なり車輪が取付けられてクルクルと回ります。その為、軸の部分が狂ったり車輪が欠損すると滑りが悪くなるのです。
戸車だけ交換する場合は、場合はホームセンターなどで部品を購入してご自身で修理することができる場合もあります。
もちろん、浴室のメーカーや製品によっても耐用年数は異なりますし、使用環境によっても経年劣化の度合いは異なりますが、長い期間使用しているといずれ経年劣化を起こしてしまうと覚えておきましょう。
浴室扉のレール部分が故障・破損している
浴室扉のレール部分が故障・破損していると引き戸や折戸の滑りが悪いと感じてしまうのでチェックすることがオススメです。
レールには、「アルミ」や「ステンレス」などの耐水性に優れている金属が使用されていることが多いですが、どちらも故障・破損してしまうと戸車との兼ね合いが悪くなってしまい扉の滑りが悪いと感じてしまいます。
特に、金属の中でも非常に柔らかい性質を持っている「アルミ」が使用されている場合は、物を落としてしまった衝撃などでレールが曲がってしまうこともありますので注意が必要です。
レール部分はペンチやカナヅチなどで歪みを修理することもできますし、オーバーレールと言われる補修部品をネットやホームセンターで購入することもできます。
浴室扉のレール部分にゴミが溜まっている
意外と見落としがちですが、扉のレール部分にゴミが溜まっていると扉の滑りが悪くなることがあります。
浴室や脱衣所の掃除をするという方は多いですが、レール部分を頻繁に掃除するという方はあまりいません。
レール部分に髪の毛やホコリなどのゴミが溜まっている状態でドアの開け閉めをしてしまうと戸車の中にゴミが溜まってしまいます。また、何も気にせずに生活をしていると、知らず知らずの内にレールの隅にゴミが溜まってしまい、気づいたときには引き戸や折戸など扉の滑りが悪くなってしまう事態に。
定期的にレール部分のお掃除をするようにするといいでしょう。
浴室扉の使用期間が短い場合はこんな原因も
浴室扉が比較的新しいのにも関わらず扉の滑りが悪いと感じるのであれば、下記の2つのようなことが原因かもしれません。
・浴室の構造上の問題
・お風呂扉のラッチ調整が固くなっている
新居や新築の賃貸などに住み始めたばかりにも関わらず、お風呂扉の滑りが悪いと感じるのであればこのようなことが問題になっている可能性も考えなければなりません。
それでは、それぞれの原因について詳しくご紹介していきます。
浴室の構造上の問題
お風呂は、浴室外に水が漏れないように非常に気密性が高い構造をしており、その気密性が原因となってお風呂扉の滑りが悪いと感じてしまうこともあります。
ただ、気密性が原因で滑りが悪いと感じる場合は、扉を開け閉めする直前と直後だけに感じる事がほとんどです。一度開けて 滑りが悪いと感じないのであれば気密性が原因と言う事も十分に考えられます。
お風呂のドアのラッチ調整が固くなっている
お風呂の扉には、ラッチと呼ばれる扉の閉まり具合を調整する部品が取り付けられており、このラッチがキツく調整されている場合に扉の滑りが悪いと感じてしまうこともあるのです。
先程の気密性同様、扉の開け閉めの瞬間に影響する不具合です。扉を滑らせている時に固いのであればラッチは基本関係ありません。
さらに、ラッチは自然に固くなることはありませんので、急に扉の開閉が悪いと感じた場合はラッチが原因ではないと思われます。
まとめ
本記事では、浴室折戸がうるさい、浴室扉の滑りが悪いについて、その原因と対処法についてご紹介しました。
原因と解決方法について説明しましたので、うるさい場合は音の発生源を調べて見ましょう。また、滑りが悪い場合は戸車やレールの状態を注意深く確認して下さい。
部品の破損が確認された場合は、自分で無理に修理しないで業者に依頼することでスムーズに問題を解決することができます。
ぜひ本記事を参考にして浴室扉のトラブルを適切に対処をしてみてください。
>この記事の担当者(執筆/監修)<
株式会社スマイクリエイト代表取締役/1972年5月 福岡県生まれ
・賃貸不動産経営管理士<登録番号(1)057435>
・三協アルミ(一新助家)加盟店
20代の頃は、水道メンテナンス業務を約6年経験、2003年(31歳)に老舗サッシ屋に入社。ガラス・サッシ・ドアの修理リフォーム業務に従事。その間、アパート2棟を新築、建築から修理まで住宅について様々な体験を通じ知識の習得、キャリアを積んでいく。
2019年5月にネット集客に特化したサッシ・ガラス屋ビジネスを創業。ネット集客ができる強みを生かし、集客から施工まで一貫して自社完結できるビジネスを成立させる。この事により、お客様へ、お得な料金、安心した修理リフォームサービスを提供できる仕組みを構築した。
より一層の顧客満足・従業員満足・社会貢献を目指し、トライ&エラーの毎日を奮闘中。