天窓について、このような悩みはありませんか?
「天窓で部屋が暑くなる原因は?」
「天窓のメリット・デメリットは?」
「天窓による暑さの対策方法は?」
天窓にはさまざまなメリットがありますが、部屋が暑くなりやすいというデメリットもあります。
部屋が暑くなるというデメリットは夏場において致命傷なデメリットとなるため、天窓の設置を避けようと考えている方も多いのではないでしょうか。
とはいえ、しっかりと暑さ対策をすることで、天窓によって部屋が暑くなることを防ぐことができるため、デメリットを少なくして天窓を利用することができるのです。
本記事では、天窓(トップライト)で部屋が暑くなる原因と天窓のメリット・デメリット、暑さ対策について詳しく解説します。
宇部市|ガラス修理・交換の事なら窓店(マドミセ)へ!天窓ガラスもご相談下さい。
天窓(トップライト)で部屋が暑くなるってほんと?
結論から申し上げますと、天窓を設置することで部屋が暑くなることは多いです。
天窓を設置することで部屋が明るくなったり、おしゃれな空間を作ることができるという嬉しいポイントがあるため、設置したいと考える方も多いですが、部屋が暑くなってしまうという大きな問題点があるため、設置するべきかどうか考えている方も多いでしょう。
とはいえ、天窓にしっかりとした対策をすることで、部屋が暑くなりにくくすることもできますので、暑くなる原因と対策方法を押さえておきましょう。
天窓(トップライト)で部屋が暑くなる原因
天窓(トップライト)で部屋が暑くなる原因は以下の通りです。
- 熱の大部分は窓から入ってくるから
- 直射日光が部屋に入ってくるから
それぞれの原因について、以下で詳しく解説します。
1.熱の大部分は窓から入ってくるから
天窓で部屋が暑くなる原因は、熱の大部分が窓から入ってくるという性質があるからです。
一般社団法人 日本建材・住宅設備産業協会の発表によると、夏に冷房を付けていた場合、部屋の中に入ってくる熱の73%が窓(開口部)から侵入してくることがわかっています(参照:一般社団法人 日本建材・住宅設備産業協会「開口部からの熱の出入りは、どの位あるのですか?」)
このように、熱のほとんどが窓から侵入してくるため、天窓を設置することで部屋の中が暑くなりやすいのです。
2.直射日光が部屋に入ってくるから
天窓を設置することで日光を部屋の中に取り込みやすいですが、直射日光による熱も入ってきてしまいます。
そのため、部屋が暑くなったり、フローリング焼けの原因になってしまうのです。
天窓(トップライト)を設置するメリット
天窓(トップライト)を設置するメリットは以下の通りです。
- 部屋に光を取り入れやすくなる
- 風通しが良くなる
- 部屋の雰囲気がオシャレになる
- 冬でも暖かく過ごしやすい
それぞれのメリットについて、以下で詳しく解説します。
部屋に光を取り入れやすくなる
天窓を設置することで天井から陽の光を取り入れることができるため、部屋全体が明るくなるというメリットがあります。
日当たりの悪い場所の部屋や、設置している窓が小さい場合でも、天窓を設置することで部屋が暗くなることを防ぐことができます。
風通しが良くなる
天窓のなかでも開閉できるタイプの天窓を設置することで、風通しを良くすることができます。
部屋の空気を入れ替えるタイミングなど、窓の位置によっては風通しが悪い場合もありますが、天窓を設置することで風の流れをスムーズにすることができるのです。
また、熱は上に溜まるという性質があるため、夏場に天窓を開けることで部屋に篭った熱を外に出すことができます。
部屋の雰囲気がオシャレになる
天窓は部屋の空間を広く見せる効果や、インテリア性能も高いため、部屋の雰囲気がオシャレになります。
そのため、部屋のデザイン性にこだわりたいという方は天窓を設置することも多く、差し込む光の位置を調整することで、光もインテリアにすることができます。
冬でも暖かく過ごしやすい
夏は部屋が暑くなりやすいというデメリットのある天窓ですが、直射日光が当たることで冬場は暖かく過ごしやすくなります。
そのため、冬場の光熱費を削減することにも繋がるのです。
天窓(トップライト)をい設置するデメリット
天窓(トップライト)を設置するデメリットは以下の通りです。
- 夏は部屋が暑くなりやすい
- 掃除に手間がかかる
- エアコンの効き目が悪くなる
- 遮音性が低い
それぞれのデメリットについて、以下で詳しく解説します。
夏は部屋が暑くなりやすい
先ほどもお伝えしたとおり、天窓を設置することで冬は暖かく過ごすことができますが、夏は部屋が暑くなってしまいやすくなります。
天窓による暑さ対策としては、後述する方法がオススメです。
掃除に手間がかかる
天窓は高い場所に設置されているため、普通の窓より掃除に手間がかかります。
天窓専用の長い棒や脚立などを用意する必要があるでしょう。
エアコンの効き目が悪くなる
冷気と暖気は窓から逃げてしまうため、天窓を設置することでエアコンの効き目が悪くなってしまいます。
また、熱気は上に行くという性質があるため、とくに暖房の効きが悪くなってしまいます。
遮音性が低い
騒音の多くは窓から侵入してくるため、雨音などの外の音が室内に入ってきやすくなります。
また、室内での話し声や物音などが外に漏れやすくなるというデメリットもあります。
天窓(トップライト)による暑さの対策方法
天窓(トップライト)による暑さの対策方法は以下の通りです。
- 天窓を塞ぐ
- 断熱・遮光フィルムを貼り付ける
- 機能性の高い天窓を設置する
それぞれの対策方法について、以下で詳しく解説します。
天窓を塞ぐ
耐用年数による経年劣化や、雨漏り、暑さに我慢できないなどの大きなトラブルが発生している場合、天窓を塞ぐこともできます。
天窓を塞ぐためには講師が必要となり、天窓の種類や朱編環境などに応じて10万円〜20万円ほどの費用がかかります。
断熱・遮光フィルムを貼り付ける
天窓の暑さ対策としては、断熱フィルム・遮光フィルムを貼り付けるという方法が手軽に行うことができるためオススメです。
このようなフィルムは暑さ対策だけではなく、紫外線カットなどの機能性を備えているものも多いため、フローリング焼けなどの対策にも効果があります。
機能性の高い天窓を設置する
遮光性や断熱性能の高い天窓や、ブランド付きの天窓を設置することで、暑さ対策をすることができます。
最近では機能性の優れた天窓も増えてきているため、チェックしてみるといいでしょう。
まとめ
本記事では、天窓(トップライト)で部屋が暑くなる原因と天窓のメリット・デメリット、暑さ対策について詳しく解説しました。
天窓はメリットがたくさんあることや、おしゃれな部屋にすることができるため、憧れを持っている方も多いですが夏に部屋が暑くなりやすいという大きなデメリットが存在することも事実です。
とはいえ、天窓のデメリットを改善するために機能性の優れた天窓やグッズが登場しているため、対策方法はたくさんあります。
また、設置した後の天窓がどうしても必要ないと思っている場合は、専門業者に依頼することで天窓を埋めることも可能ですので、あわせて検討してみるといいでしょう。
ぜひ本記事を参考にして、天窓の暑さ対策をしてみてください。
>この記事の担当者(執筆/監修)<
株式会社スマイクリエイト代表取締役/1972年5月 福岡県生まれ
・賃貸不動産経営管理士<登録番号(1)057435>
・三協アルミ(一新助家)加盟店
20代の頃は、水道メンテナンス業務を約6年経験、2003年(31歳)に老舗サッシ屋に入社。ガラス・サッシ・ドアの修理リフォーム業務に従事。その間、アパート2棟を新築、建築から修理まで住宅について様々な体験を通じ知識の習得、キャリアを積んでいく。
2019年5月にネット集客に特化したサッシ・ガラス屋ビジネスを創業。ネット集客ができる強みを生かし、集客から施工まで一貫して自社完結できるビジネスを成立させる。この事により、お客様へ、お得な料金、安心した修理リフォームサービスを提供できる仕組みを構築した。
より一層の顧客満足・従業員満足・社会貢献を目指し、トライ&エラーの毎日を奮闘中。