ドアのヒンジについてこのようなお悩みはありませんか?
「ドアのヒンジがキーキーうるさい」
「ドアのヒンジを修理する方法は?」
「ドアのヒンジのキーキー音を解消する方法は?」
ドアのヒンジは蝶番とも呼ばれており、折戸や開戸などののドアとドア・壁の連結部分に設置することでドアの開閉をスムーズにおこなうという役割を持っていますが、負担の大きい部分ということもあり、経年劣化が進むのがドア本体よりも早く、ドアはキレイな状態なのにも関わらずヒンジが傷んでしまっているため、ドアを開閉する度にキーキーと不快な音を立ててしまうことはよくあるのです。
しかし、ヒンジが動かなくなってしまったり、破損しているという状態ではないのであれば、さまざまな方法で修理や症状の改善をすることができる可能性もあります。
ただし、誤った方法で修理や症状の改善をおこなってしまうと、さらに症状が悪化してしまう可能性があるため、正しく処置することが大切なのです。
そこで、本記事ではドアのヒンジのキーキーという音の原因と解消方法について詳しく解説していきます。
窓店(マドミセ)は、宇部市のドアヒンジ・ドアノブ・ドアクローザーなどドアの不具合に対応しています。詳しくは専用ページでご確認下さい!
ヒンジがキーキーと音を立てて開閉する原因とは?
ヒンジがキーキーと音を立てて開閉する主な原因は下記の3つです。
・ヒンジが経年劣化している
・ヒンジが故障・破損している
・ヒンジのネジが緩んでいる
それぞれの原因について詳しくご紹介していきます。
1.ヒンジが経年劣化している
一般的に使用されているドアヒンジの耐用年数は10年ほどとされているため、使用してから10年ほど経過しているのであれば経年劣化によってキーキーと音を立てている可能性が高いです。
もちろん、ヒンジのメーカーや使用環境・頻度によっても耐用年数は短くなるため、10年を超えていなくてもある程度の年数が経過しているのであれば経年劣化を疑うといいでしょう。
経年劣化がもっとも分かりやすく現れるポイントはヒンジに付いているサビです。
ヒンジは基本的に普通に使用していれば経年劣化以外では錆びつきませんので、ヒンジに錆が確認できた場合は経年劣化だと思って間違いないため、その場合はヒンジを修理するのではなく交換を検討しましょう。
2.ヒンジが故障・破損している
ドアのヒンジはドアとドアの連結部分をになっているため強い衝撃を受けやすく、衝撃によってヒンジがズレてしまったり部品が破損してしまうとキーキーと音を立ててしまうのです。
ヒンジの耐久性は本体価格によって大きく左右されるため、数百円ほどの安いヒンジを使用している場合は故障や破損が原因になることも多くなります。
また、ドアに寄りかかるなどのヒンジに負担になる行動をしてしまった記憶がある場合もヒンジが故障・破損している可能性がありますのでチェックしてみましょう。
3.ヒンジのネジが緩んでいる
長期間同じヒンジを使用したままドアの開閉を何度もしていると、知らない間にヒンジのネジが緩んできてしまっていることがあります。
ヒンジのネジが緩んでしまうと、金具の噛み合わせが悪くなってしまいキーキーと音を立ててしまうのです。
ヒンジのネジが緩んでしまった場合はネジを締め直すことですぐに直すことができるため、ヒンジ本体に問題があるというわけではありません。
ただし、ネジが緩んだまま放置してしまうとヒンジの金具が欠けてしまったり、ドア本体にも悪影響を及ぼす場合があるためすぐに対処しましょう。
ヒンジがキーキーと音を立てて開閉ときの対処法
ヒンジがキーキーと音を立てて開閉するときの対処法は下記の3つです。
・シリコンスプレーを吹きかける
・ヒンジを新しいものに交換する
・ヒンジのネジを締め直す
それぞれの対処法について詳しくご紹介していきます。
1.シリコンスプレーを吹きかける
ヒンジがキーキーと音を立てて開閉してしまう場合に、もっとも有効的で手軽にできる対処法はシリコンスプレーを吹きかけることです。
シリコンスプレーは、金属の表面に薄い被膜を作ってくれて潤滑効果を発揮してくれるもので、浸透性がとても高く細かいスキマに入り込んでくれるのでヒンジへの使用は非常に効果的なものになります。
一般的に金属品の動きを良くするために使用されるのは「潤滑油」ですが、ヒンジには潤滑油は使用しないようにしましょう。
というのも「KURE5-56」のような潤滑油は錆び取りや金属品の動きを良くすることに有効的ですが、ヒンジに使用してしまうと、ヒンジが錆びやすくなってしまったり、細かいスキマに潤滑油が溜まってしまい動作ができなくなってしまう原因になってしまいます。
建築材料・住宅設備機器業界最大手の企業である「LIXIL(リクシル)」も下記のように記載していますので参考にしてみてください。
恒久的対応方法ではありませんが、 シリコンスプレーを塗布すると解消する場合もあります。 1度シリコンスプレーの塗布をお試しください。(潤滑油は厳禁。) (LIXIL「クローゼットの折れ戸を開閉するとき異音がする。対処方法を教えてください。」より引用) |
2.ヒンジを新しいものに交換する
ヒンジが錆びていたり破損している場合は、新しいヒンジに付け替える必要があります。
ヒンジはドライバーがあれば簡単に取り外すことができますが、一度ドアを外してからの作業となるため、十分なスペースがない場合やひとりでの作業が不安な方は専門業者に依頼することがオススメです。
3.ヒンジのネジを締め直す
先ほどもお伝えした通り、ヒンジのネジが緩んでしまっているとキーキーと音を立ててしまうため、その場合はドライバーでネジを締め直しましょう。
ヒンジのネジが締めにくい場合は一度ドアを取り外してから締め直すことでより簡単にネジを締め直すことができますよ。
まとめ
本記事ではドアのヒンジのキーキーという音の原因と解消方法について詳しく解説していきました。
ドアのヒンジは住宅設備の中でもトラブルが起こりやすい部分になりますが、修理や交換も簡単な部分ですので、ご自身でDIYをして直すこともできます。
ぜひ本記事を参考にしてドアのヒンジを正しく修理・交換してみてください。
この記事を監修した人
>この記事の担当者(執筆/監修)<
株式会社スマイクリエイト代表取締役/1972年5月 福岡県生まれ
・賃貸不動産経営管理士<登録番号(1)057435>
・三協アルミ(一新助家)加盟店
20代の頃は、水道メンテナンス業務を約6年経験、2003年(31歳)に老舗サッシ屋に入社。ガラス・サッシ・ドアの修理リフォーム業務に従事。その間、アパート2棟を新築、建築から修理まで住宅について様々な体験を通じ知識の習得、キャリアを積んでいく。
2019年5月にネット集客に特化したサッシ・ガラス屋ビジネスを創業。ネット集客ができる強みを生かし、集客から施工まで一貫して自社完結できるビジネスを成立させる。この事により、お客様へ、お得な料金、安心した修理リフォームサービスを提供できる仕組みを構築した。
より一層の顧客満足・従業員満足・社会貢献を目指し、トライ&エラーの毎日を奮闘中。