網戸を設置したいけれど、専門業者に依頼すると費用が高額になりそうというイメージから、DIYで網戸を両面テープで取り付けたいと考えている方も増えています。
とはいえ、実際に両面テープで網戸を取り付けることはできるのか、さらにはどのようなメリット・デメリットがあるのか分からないという方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、網戸を両面テープで取り付けるメリット・デメリットについて詳しく解説します。
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DIYで網戸を両面テープで取り付けることはできる?
結論から申し上げますと、両面テープで網戸を取り付けることは可能です。
しかし、網戸は常に外気にさらされるため、しっかりと設置してあげないとすぐにダメになってしまったり、そもそも網戸としての効果を発揮しなくなってしまいます。
そのため、DIYで網戸を両面テープで付ける場合はしっかりとした知識を持ったうえで設置する必要があるのです。
網戸を取り付けるのとDIYするのどっちが安い?
網戸を取り付けるのとDIYで網戸を取り付けるのを費用の面で悩んでいるという方も多いのではないでしょうか。
とはいえ、何となくDIYで網戸を取り付けた方が費用的に安く済む場合が多いというイメージがありますよね。
確かに、DIYで網戸を取り付けたほうが安く済む場合が多いのですが、窓サッシの状況によって網戸を取り付ける必要は大きく異なるため、どのような状況から網戸を取り付けるのかを理解する必要があります。
窓サッシの状況によって変動する網戸の設置の費用相場は以下の表の通りです。
窓サッシの状況 | 費用相場 |
網戸を取り替えたい | 網戸本体代(5,000円〜20,000円)+工賃(2,000円ほど) |
網戸を取り付けたい | 網戸本体代(5,000円〜20,000円)+工賃(2,000円ほど) |
網戸を取り付けるレールを設置したい | 30,000円〜50,000円 |
網戸を取り付けるためにサッシごと交換したい | 100,000円〜300,000円 |
このように、既存の窓サッシに網戸を取り付けられるのであれば費用は安く済みますが、既存の窓サッシに網戸を設置できるレールが付いていない場合は費用が高額になります。
そのため、窓サッシに網戸を設置できない場合はDIYで網戸を設置するほうが安く済むと言えるでしょう。
DIYで網戸を両面テープで取り付ける方法
DIYで網戸を両面テープで付ける方法は、網戸と防水の両面テープを用意すれば誰でも簡単に取り付けることができます。
網戸はインターネット通販やホームセンターなどで販売されており、メッシュ数から好きな細かさの網戸を選ぶことができます。
メッシュ数は18メッシュ〜24メッシュが一般的に利用されている網戸ですが、虫対策で細かい網戸が良いという場合は24メッシュ以上のより細かい網目のものを選ぶといいでしょう。
また、両面テープに関してはかならず防水のものを選ぶようにして、さらに強力な粘着性のあるテープを選ぶと剥がれにくくなります。
また、最近では100円均一でも網戸と両面テープがセットになった商品が販売されていますが、耐久性がいまいちと聞く事もあります。できれば網戸と両面テープはケチらずにしっかりしたものを購入するといいでしょう。
網戸を両面テープで取り付けるメリット
網戸を両面テープで取り付けるメリットは以下の通りです。
- 設置費用が安く済む
- 小さな窓にも取り付けることができる
それぞれのメリットについて、以下で詳しく解説します。
1.設置費用が安く済む
網戸を両面テープで取り付ける最大のメリットは、網戸の設置費用を安く抑えられることです。
本来であれば安くても1万円ほどかかる網戸の設置を、数千円で設置することができます。
2.小さな窓にも取り付けることができる
キッチンの小窓やトイレの窓など、小さな窓には網戸は付けられないタイプもありますが、両面テープで網戸を設置する場合、窓のタイプに関わらず設置することができます。
ホームセンターなどで購入した網戸を窓のサイズに合わせてカットし、両面テープで取り付けることで、今まで虫の侵入が気になって開けることのできなかった小窓でも換気時に開けることができます。
網戸を両面テープで取り付けるデメリット
網戸を両面テープで取り付けるデメリットは以下の通りです。
- 耐久性が低い
- 取り付けるのが難しい
それぞれのデメリットについて、以下で詳しく解説します。
1.耐久性が低い
網戸を両面テープで取り付ける場合、耐久性が低くなってしまうことがデメリットです。
本来網戸はレールの上に設置されていることが多く、強風や大雨でもレールから外れることは滅多にありませんが、両面テープで網戸を設置する場合、時間の経過とともに粘着力が低くなってしまい、いずれは雨風によって自然と剥がれてしまいます。
そのため、定期的に両面テープを張り替える必要があるのです。
2.取り付けるのが難しい
網戸の目的はさまざまですが、主な目的としてゴミの侵入や虫の侵入を防ぐということが挙げられますが、両面テープで網戸を設置する場合、小さな隙間が空きやすく、設置するのは非常に難しいといえます。
自分ではしっかりと取り付けられたつもりでも、いつの間にか家の中に虫が入ってきてしまったということにならないように、隙間ができていないか入念にチェックすることが必要です。
まとめ
本記事では、網戸を両面テープで取り付けるメリット・デメリットについて詳しく解説しました。
網戸を両面テープで取り付けるメリットとデメリットをまとめると以下の表の通りです。
網戸を両面テープで取り付けるメリット | 網戸を両面テープで取り付けるデメリット |
設置費用が安く済む小さな窓にも取り付けることができる | 耐久性が低い取り付けるのが難しい |
網戸を両面テープで設置することで設置費用こそ安く抑えることができますが、耐久性が低かったり、きちんと隙間なく設置することが難しいことがデメリットとして挙げられます。
ぜひ本記事を参考にして、DIYで網戸を両面テープで取り付ける際は失敗しないようにしてみてください。
この記事を監修した人
>この記事の担当者(執筆/監修)<
株式会社スマイクリエイト代表取締役/1972年5月 福岡県生まれ
・賃貸不動産経営管理士<登録番号(1)057435>
・三協アルミ(一新助家)加盟店
20代の頃は、水道メンテナンス業務を約6年経験、2003年(31歳)に老舗サッシ屋に入社。ガラス・サッシ・ドアの修理リフォーム業務に従事。その間、アパート2棟を新築、建築から修理まで住宅について様々な体験を通じ知識の習得、キャリアを積んでいく。
2019年5月にネット集客に特化したサッシ・ガラス屋ビジネスを創業。ネット集客ができる強みを生かし、集客から施工まで一貫して自社完結できるビジネスを成立させる。この事により、お客様へ、お得な料金、安心した修理リフォームサービスを提供できる仕組みを構築した。
より一層の顧客満足・従業員満足・社会貢献を目指し、トライ&エラーの毎日を奮闘中。