佐賀市の現場で行った玄関引き戸の施工例のブログ記事となります。玄関引き戸リフォームをお考えの方は参考にして頂ければと思います。
佐賀県は人口約80万人です。佐賀市の人口が23万1356人（2022年8月1日）となっており県内の約28％が佐賀市に居住している事になります。ちなにみに、佐賀県内で、人口第2位の唐津市が11万4749人（こちらも、2022年8月1日情報です）なので、やはり佐賀県の中心は佐賀市と言う事で満場一致ではないでしょうか。とは言え佐賀市でも少子高齢化が進んでおり、佐賀市が発表している「佐賀市まち・ひと・しごと創生人口ビジョン」（改訂版）では2060年には人口が18万9258人にまで減少すると言うシミュレーションがされています。（リンク先4ページ目）
当社、窓店（マドミセ）は佐賀県神埼市に拠点があり、市内の対応も日常的に行っておりますが、古くなっている住宅も多く、建て替えるよりも、修理やリフォームをして長く使用して行きたいと仰る方が多い印象です。
今回ご対応させて頂いた佐賀市のお客様も「子供たちがおるけど、お金をかけて家を建て替えるつもりもない・・玄関をリフォームすれば家の見栄えもよくなるので、後は子供たちがどうにかするでしょう！」この様に仰っていました。しっかり玄関リフォームを行って満足して頂きたいと思います。
玄関引き戸交換リフォーム工事（ランマ付き）
それでは早速工事をスタートして行きたいと思います。今回はランマタイプの玄関引き戸です。ランマ部分も全て解体して、まるっと一式交換して行きます。中央のサッシを切断し、既存枠を撤去して行きます。
玄関枠の素材はアルミなので、グラインダーを使用すれば比較的容易に切断出来ます。
真ん中を切断すれば差し込んであるだけのランマ部分のサッシは手で大きく捏ねると道具を使用する事もなく抜けます。
全体的に枠を外して行きますので、引き続き下のレールや横枠も撤去します。
おおよそ2時間ていどかかり、前提的に撤去しました。私は頑張って”グイグイ””バキバキ”作業を進め、一方、先輩は写真をパシャパシャ撮りながら「あ～ここもうちょっと綺麗に外してね」「いいね、いいね、ここの盛り上がりもうちょっと斫ろうか・・。」とカメラを押す指と、お口は良く動いている様子です。
で、開口部分はしっかり整理しましたので、一旦、休憩です。既存枠撤去が終わりました。
15分程休憩し、再度工事を進めて行きます。
今回はトラックがなくて、ハイエースで工事に伺った為、現場で引き戸本体も組み立てました。
縦框横框と組み上げて行きます。基本的にガラスは別物で、玄関引き戸の本体価格にはガラス代金は入っていません。ガラスも現場でカットをして引き戸本体に組み込みます。
当社、窓店（マドミセ）は、ガラス屋、サッシ屋なのでガラスカットはお手の物です。厚さ４ｍｍの型板ガラスを引き戸本体の寸法に合わせてカットします。
手順としては、作業台に定寸のガラスを置き予め測った必要なサイズでガラスにマーキングします。専用の定規をマーキングに当ててガラスカッターで”シャーー”とカット。
カットと言っても、紙を切るカッターの様に、切断するのではなく、ガラス表面に傷を入れて”割る”感じで切断します。
私が、玄関引き戸本体を組み立てている間に先輩も真面目に仕事をしてくれていて、玄関枠を組み上げて設置を段取りをしてくれました。「おーい。ちょっとこっち手伝って、枠取付けるので。。」とお呼びがかかり玄関引き戸枠を取付けました。
先輩の指示で、ガラスを組み込む前に一旦引き戸本体を建て込んで、倒れや傾きを見る事になりました。しっかり仕上げるには、丁寧な作業と確認が大切です。いつも先輩が言っています。
はい。問題なさそうです。
ちなみに、引き戸の引き手や、召し合わせ錠なども現場で取付ける事になります。
お施主様からおやつの差し入れがあり、また10分程度休憩。。そうこうしている間にドンドン時間が経過して行きます。「よし、ペースを上げて仕上げるよ！」先輩もやる気モードに入って来たので、私も尚一層汗を流して頑張ります。これだけ汗を流すと帰ってからのビールが頭に少しチラつきます。
少し暗くなりましたが、無事リフォーム工事の完了です。
室内側からも1枚撮影して見ました。
いかがだったでしょうか？綺麗に玄関に生まれ変わりましたね。
玄関引き戸を別の玄関タイプに変更する事は出来るのか？
玄関引き戸のリフォーム工事で見積りに伺うと「引き戸以外の玄関にも出来ますか？」と言われる事があります。要するに玄関ドア等も合わせて検討したいと言う事です。
サイズや納まりの具合にもよりますが、引き戸から玄関ドアタイプにリフォームする事も十分に可能です。
両開きの玄関ドアや袖付きの玄関ドアなど間口が必要な大きな玄関ドアはありますので、その様な商品を選択すると良いです。ただし、今回の工事の様に、そのまま古い玄関引き戸から取替えられる可能性は薄いです。大工工事が入る可能性が高く、費用も高額になります。予算も勘案し検討する必要がありますね。
玄関引き戸の費用はいくらぐらい？
今回の玄関引き戸工事は、291,500円（税込み）で行いました。
玄関引き戸の費用はいくらぐらいかかるか気になる所ですね。例えばLIXILの玄関引き戸の参考となるサイトを紹介いたしますね。（LIXIL公式オンラインショップ）です。
こちらのサイトによれば、引き戸のタイプは、下記の様に分類されています。
| 種類 | ・鋼板 ・縦格子 ・横格子 ・井桁 ・面付 ・腰付 |
| PG（断熱仕様） | F01型、F02型、F03型、P11型、P12型、P13型、P14型、P15型、P16型、P17型 P18型、P19型、P20型、P21型、P22型、P23型、P24型、P25型、P26型 P11型、P13型、P14型、P20型、P23型、P25型 |
| SG（断熱なし） | S51型、S52型、S53型、S54型、S55型、S56型、S57型、S58型、S59型、S60型 |
LIXIL公式オンラインショップで価格を確認すると、工事費用を入れて安くても33万円以上はかかるようです。
当社を含めて、33万円より安くできる業者もいるかと思います。近くのサッシ店にお問合せされて見て下さい。佐賀県、福岡県、山口県の方は、当社で対応可能です！
まとめ
本日は佐賀県で行った玄関引き戸のリフォーム工事について施工写真をメインで説明しました。また、玄関引き戸の交換費用についても、玄関引き戸のメーカーであるLIXILオンラインショップを参考に、その種類や費用の目安を説明いたしました。玄関引き戸、玄関ドアの交換を検討されている方は参考にされて下さい。
＞この記事の担当者（執筆/監修）＜
株式会社スマイクリエイト代表取締役／1972年5月 福岡県生まれ
・賃貸不動産経営管理士＜登録番号（１）057435＞
・三協アルミ（一新助家）加盟店
20代の頃は、水道メンテナンス業務を約6年経験、2003年（31歳）に老舗サッシ屋に入社。ガラス・サッシ・ドアの修理リフォーム業務に従事。その間、アパート2棟を新築、建築から修理まで住宅について様々な体験を通じ知識の習得、キャリアを積んでいく。
2019年5月にネット集客に特化したサッシ・ガラス屋ビジネスを創業。ネット集客ができる強みを生かし、集客から施工まで一貫して自社完結できるビジネスを成立させる。この事により、お客様へ、お得な料金、安心した修理リフォームサービスを提供できる仕組みを構築した。
より一層の顧客満足・従業員満足・社会貢献を目指し、トライ＆エラーの毎日を奮闘中。
